学校長挨拶・校訓

一人ひとりの才能(ギフト)を未来に向けてはぐくむ―ヴェリタス城星学園の新しい挑戦

校長 シスター  古屋 路子
校長 シスター古屋 路子

学園の設立母体であるサレジアン・シスターズの創立者ドン・ボスコは、19世紀イタリア社会の混乱の中で未来への希望を持てずにいる若者たちに出会ったとき、「彼らが生きる希望、喜びを見出すために必要なことは、『教育』すること、そして青少年をとりまく教育環境を整えることだ」と悟りました。

このドン・ボスコのこころざしを継承し実践するために、今、ヴェリタス城星学園に求められていることは、神さまから委ねられた生徒たちの「魂」の教育に専念し、彼女たちのうちに秘められている宝を発見し、より豊かなものにしていくことです。

時代の大きな転換期にさしかかっている現在、若者たちはさまざまなプレッシャーにさらされ、押し潰されてしまいそうになっています。そんな若者たちに勇気と自信を与えるために、今、学校にできることは何でしょうか。それは、「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでもゆかいに」語りかけ、生徒たちが穏やかな空気の中で学べる場を提供することではないでしょうか。

ヴェリタス城星学園での日々の学びは、まさに自己発見の過程であり、自己肯定感を着実に高めていくための大切なステップです。女性として、他者を思いやる優しさとあたたかな奉仕の心を自らはぐくみ、国際社会の中で、世界の人々と喜びも悲しみも分かち合いながら、未来の社会に積極的に貢献できる女性が、ヴェリタス城星学園から数多く巣立っていくことを心から願っております。

ここに、あらたに定めた校訓をしるします。

私たちは、いのちを慈しむ女性でありたい。私たちは、他社を敬愛する女性でありたい。強くしなやかな心を自ら育む人でありたい。私たちは、未来に光を結ぶ女性でありたい。小さな灯火の温もりのような人でありたい。

※作家 井上ひさし氏のことば

建学の精神